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アトピーの方にこそ届けたい。パジャマ『想衣(うむい)』制作事例【 Remorni様 】

2024.07.17

ブランドの想いを紹介

【 ナイトウェアブランド Remorni 様 / アトピー体質特化パジャマ − 想衣(うむい)−  】

 

眠たいけどかゆくて起きてしまう。

アトピーに長年悩んできたRemorni代表の金城晴香さんは、起業前、

かゆさで睡眠1時間の生活と授乳期間が重なり、自律神経は乱れ、肌の傷の修復も遅くなっていたそうです。

その際、肌回復には睡眠が最も重要だと感じ、これとだ思えるパジャマを探したが見つからなかったとのこと。

 

 

 

 

そこで、アトピーの人でも安全に肌に触れられるパジャマ、何より自分が本当に着たいと思えるパジャマを製作しようと考えるように。

 

現在MAARU FACTORYで縫製しているその新商品名は『想衣- うむい – 』は、

モニター意見会やアンケート調査を経て、改良を重ねたアトピーの方にこそ届けたいこだわりのパジャマです。

 

 

夜リラックスができて、朝すこやかに目覚められるように。

それが当たり前に得られていない誰かに届くように。

 

ブランドロゴ『Remorni』にはこのような想いが込められており、

金城さん自身が長年感じてきたと言うアトピー体質であることへの「孤独感、溢れすぎて分からなくなる解決策」を優しさに変えたパジャマが生まれました。

 

パジャマを通して、共感や相談の場がつながっていけるように。

そんな想いも込められた制作事例となります。

 

 

 

Remorni商品のこだわり、縫製のディティール

 

睡眠の重要性を感じてから、様々な会社のパジャマを買っては試着すること半年以上。

金城さんは、県外の生地展示会や、パジャマコーナーが充実している県外デパートへの視察も行う中、

一番着心地が良いと思えるパジャマを見つけました。

そのパジャマで採用されていた生地が、

今回の「想衣 – うむい – 」に採用したオーガニックコットンとの出会いだったそうです。

そのパジャマはアトピー仕様ではなかったものの、後日購入し着用して布団に入ると、すごくよく眠れたのに驚いたのだとか。

 

 

その後、約200人を対象に10項目のアンケートを実施、パジャマの仕様需要をリサーチ。

回答で1番多かったのが夏でも「長袖・長ズボン」。

他にも、「ボタンや襟はいらない。」や首元の保護に「タートルネック」、

睡眠時のかきむしりを防ぐための「袖口や裾がズレ上がらないスリム仕様」など。

特に、金城さんのこだわりは細部に至り、

睡眠時は手荒れ保護するため手袋をしていた自身の経験から、

袖口は親指だけを出し、手先まで覆う仕様になっています。

 

そして、最大のポイントは、

綿花(木)の育て方からこだわり、いくつもの認証規定をクリアした安全なオーガニックコットンを使用していること。

さらに、ベビー服で用いられる外縫いで全体を仕立て、縫製の縫い目が肌に触れ痒みを起こさない配慮が施されています。

 

 

 

MAARU FACTORYを知ったきっかけ ~依頼の背景〜

 

「1着からでも作れます。」

 

県内ではどの縫製工場も引き受けてもらえず、県外2社に依頼予定だった中、

MAARU FACTORYが立ち上がる情報を聞きつけ、「1着からでも」という言葉に惹かれてたそうです。

 

初回は、サンプル1着のみ製作。そして、モニター様用のサンプル5着を経て、現在は量産縫製に至ります。

 

何度も試行錯誤を重ね、生地を変え、縫製仕様やデザインの修正を重ねました。

着用感はもちろん、普段使いでのメンテナンス時の耐久性にも配慮した一着に。

 

ご相談をいただいてから約半年。

資材準備や販売準備など全て1人で決断しなければならず、「正直めげそうだった」と金城さん。

それでもここまでこれた背景には、

「MAARUさんから言葉のサポートを沢山もらえたことが、縫製以上にありがたかった」と嬉しいお言葉を頂きました。

 

 

金城さんがおっしゃるには、「作りたかったけれど、どうすればいいか何もわからなかった」ところを、

何枚制作してブラッシュアプするかの数値目標から、売り方のアドバイスやサポート、生地の選別、

そして、モニター会開催場所の提供等のサポートがあったことが有り難かったとのこと。

縫製以外の部分でもチームとなってものづくりをしている感覚があったそうです。

 

 

モニター会では、匿名アンケートでは得られない貴重な意見や、意外な視点、デザイン提案が上がったりと

金城さん自身も予想外の気づきがあったとのこと。

参加者皆さんのご様子や金城さんの想いにも改めて触れられ、当工房としても大変素敵な時間を共有させて頂きました。

 

 

私たちMAARU FACTORY が大切にしていることは、モノづくりのパートナーとして、

ブランド様の想いに寄り添い、共にその先にいる使い手(お客様)のことを考え、最善を尽くすこと。

縫製を受けて納品して終わりではなく、次作りたいものも共に展開していく。

私たちは今後も、ものづくりをする人、踏み出す人の伴走者でありたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

ブランド詳細概要

 

ナイトウェアブランドRemorni

パジャマ 想衣 (うむい)

 

【 サイズ展開 】

 ・unisex セットアップ

   M / L 

 

ブランドInstagram

※使用のオーガニックコットン詳細については、ブランド様InstagramDMにてお問い合わせ下さい。

 

・ブランドWEBサイト準備中

・クラウドファンディング8月スタート